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■北朝鮮人道支援と東アジアの平和開催(2004年10月)

いま平和を語るー北朝鮮人道支援と東アジア 法輪和尚講演会

2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ以降、世界中で「テロとの戦争」が小枝かに叫ばれるなか、日本でもイラクへの自衛隊派兵、有事関連法の成立など米国への戦争協力をおこなえる体制が着々と整備されるとともに、憲法や教育基本法の改定までが現実味を帯びつつある。
その一方で、拉致問題、核問題を焦点としながら、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の「脅威」がかつて無いほど声高に叫ばれるなかで、強まる「北朝鮮バッシング」のもと、朝鮮学校生徒に対する暴行・暴言などに象徴的に見られるように排外的な動きも広がっている。
こうしたなか、北朝鮮に対する人道支援事業に取り組んできたNGOなどが中心となって、韓国で長年平和、人権運動に取り組んでいる法輪和尚を招請して、東京、大阪で講演・シンポジウムが開催された。
東京では10月2日、「法輪和尚と平和を語るー共生(ともいき)アジアシンポジウム」がKOREA子どもキャンペーン、平和を学び考え願う青年仏教者の集いの主催で開催され、大阪では10月3日、「いま平和を語るー北朝鮮人道支援と東アジア 法輪和尚講演会」がアーユス関西、エンゲイジド・ブッディズム研究会、コリアNGOセンター、在日コリアン青年連合(KEY)の主催によって、大阪市天王寺区の一心寺三千佛堂でおこなわれ、約五〇人の人たちが参加した。

1996年から北朝鮮の人道支援、難民救済運動を開始した法輪和尚は、これまで朝中国境での食料難民支援事業や羅先市の託児所・幼稚園の子どもたちへの栄養食供給事業などをおこなっており、現在(社)韓国JTSの理事長をつとめている。

法輪和尚は講演で、まずこれまで自らがおこなってきた北朝鮮人道支援の意味について、「まず人間にとって何よりも大切なものは生命であることを考えなければなりません。北朝鮮の体制がどうであるかということ以前に、目の前で飢えに苦しんでいる人たちがいれば、その人たちに手をさしのべるということが人道支援なのです」と語った。そして「本当に支援は必要な人たちに届いているのかという質問を受けますが、もし途中で支援の物資が軍部に流れたり、全部が人民にわたっていないから支援をすべきではないというのであれば、それは誤った考え方です。もし軍部に優先的に流れているのであれば人民にも十分にいきわたるようにより多くの支援をすべきなのです」と指摘した。

また北朝鮮をとりまく現在の情勢について、「いま北朝鮮にとってアメリカとの関係が最も重要ですが、しかし力関係を見ると圧倒的な差があります。すると力の弱い北朝鮮からすれば、常に脅威を感じ、過敏にならざるをえないのです。それを追いつめることによって何が生まれるのでしょうか。むしろ北朝鮮と対話し、手をさしのべることが必要なのです」と参加者に語りかけた。

講演を終えて、参加者からも「日本は過去の歴史から見ても北朝鮮との関係を解決すべきである」という意見や、「自分の周りではやはり北朝鮮の支援に否定的な人たちが多い」という意見が述べられ、法輪和尚を囲んでの率直な対話がおこなわれた。

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