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■第5回ワールドトークで多文化の子どもたちが意見発表
  〜自尊感情を育む貴重な機会として〜

 大阪市内の公立中学校に在籍する渡日生徒たちが、出身国の言葉で自由に発表する第5回ワールドトークが9月3日、大阪市浪速区の浪速人権文化センターで開催された。この取り組みは、日本語指導を受けるため市内4校に設けれた日本語指導のためのセンター校に通級する渡日生徒らを対象に、外国出身の言葉や文化を生かし、外国人生徒のアイデンティティを育む取り組みとして進められている。
  この日のワールドトークでは11カ国22名の生徒らが参加、事前に書き上げてきた作文を出身国の言語で読み上げた。ペルーから来た3年生の男性生徒は、不安を覚えながら始まった学校生活を振り返り、高校への進学意欲を語った。一方、外国人であることから反感を持たれていると感じるときがあると述べ、「喜びや楽しいことを共有することができる友人たちがいることに僕はとても満足し嬉しく思っています。」と語った。
  タイから日本に来てまだ間のない1年生の女子生徒は、「私が始めて学校に言った日はとても緊張していました。」と当初の不安な気持ちを語り、自分の名前を友達に伝えたとき、「その人たちは私をかわいいと褒めてくれました。私はこの言葉は「ナーラック(タイ語でかわいい)」という意味だと知っていました」と、友達との素晴らしい出会いを振り返った。
  会場には、出演生徒たちの在籍校教員らやクラスメート、保護者らも多数かけつけ客席から温かな声援を送った。また、中にはワールドトークに主演するのに先立って、クラスメートの前で事前に作文を読み上げる取り組みを行った学校もあり、外国から来たことや外国にルーツを持つことを支える活動として生かされている。
  今年に入り、大阪市内の中学校で外国人の子どもの受入れをめぐって信じられない事件が起こった。子どもを支えることに力を注ぐべき教育が、子どもを排除することに力を傾けたという点でショッキングな事件であったが、ワールドトークをはじめ子どもの自尊感情を高める様々な教育活動については、学力などの生きる力を育むためにも欠かせない。ワールドトークは、教育委員会の主催で行われており、特色ある取り組みだ。こうした教育活動に手厚く支援できる教育政策を引き続き期待したい。
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