民族教育権確立事業：石原東京都知事、また妄言

■石原東京都知事、また妄言(06/9/16)

９月１６日付け朝日新聞朝刊によれば、東京都内で開かれたシンポジウムで、石原東京都知事が、「不法入国の三国人、特に中国人ですよ。そうしたものに対する対処が、入国管理も何もできていない」などと発言、２０００年に起こした差別扇動発言に続き、再び「三国人」という差別語を使用した。２０００年石原氏は、各界からの批判を受けて「意図した意味と異なり、差別的に使われていた言葉だった」とし、「今後は誤解を招きやすい不適切な言葉を使わない」と表明していた。　また、先日のオリンピック国内承知問題と絡み、福岡市招致の応援発言を行った東京大学教授で、当センター専門委員の姜尚中さんに対して「あやしげな外国人が・・・」云々し、批判を浴びたところ。石原氏の人種差別的発言は留まるところをしらない。来年の知事選挙で、三選をめざすと見られる石原氏に対する対抗候補に注目が集まる。　当センターとしても、石原東京都知事の差別扇動妄言に強く抗議する。