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■滋賀朝鮮初級学校に対する家宅捜索について(談話)07/2/2
 朝日新聞によると、大阪府警は1月28日朝にいわゆる「車庫飛ばし」容疑で、滋賀県大津市にある滋賀朝鮮初級学校を家宅捜索しました。
  容疑は、車両の排ガス規制逃れの電磁的公正証書原本不実記載。ディーゼルトラックの「使用の本拠地」を偽って登録したというもの。この容疑によって大阪府警警備部は、大阪の金属商店経営者と朝鮮総連大津支部委員長を逮捕しました。
  大阪府警が朝鮮学校を家宅捜索したのは、問題となったディーゼルトラックの駐車場が朝鮮学校を運営する滋賀朝鮮学園の敷地内であったためとされ、実際のディーゼルトラックの保管場所は大阪市内だったと新聞は報道しています。
  今回の強制捜査について、あるジャーナリストは、「朝鮮総連をターゲットに微罪でも徹底捜査するという政治性を帯びた警視庁の方針」に基づくものだとし、「車庫飛ばし」事犯は府警交通部の管轄ながら、今回は警備部が担当し異例だと指摘しています。
 
  今回の家宅捜索が衝撃を与えたのは、在日朝鮮人社会にとって“聖域”ともいえる朝鮮学校に公権力が踏み込んだためであり、今後も各地でこうした強制捜査が繰り返されるのではないかとの心配が広がっています。朝鮮学校は子どもたちの生活現場であり、教育空間です。何よりも、教育活動の保障こそ優先されるべきで、今回の家宅捜索によって子どもたちの日々の生活が萎縮させられることは許されません。 ましてや、この日は総勢100人の警察官が動員され、地元の朝鮮学校関係者らは率直に“怖かった”と話しています。立場を変えれば、誰とてそのような“脅威”を感じることでしょう。
  法違反を問うことと、社会的圧迫ととらえかねない過度な捜査を繰り返すこととは別です。今回の家宅捜索の押収物の中に、朝鮮学校の書類も含まれ、事件とはまったく関係のない通学児童および家庭の個人情報も多く含んでいます。それらの押収物も、人権擁護の観点からすぐに返還されるべきです。
  また今回の朝鮮学校に対する強制捜査は、この間日本各地で繰り広げられている朝鮮総連関連団体、施設に対する強制捜査と切り離して考えられず、その意図としても、警察幹部が「朝鮮民主主義人民共和国に対する攻勢」と語っているように、極めて政治性の高いものであると言わざるをえません。
  今回の滋賀朝鮮学園への強制捜査で子どもたちや保護者に多大なる不安と恐怖を与えたことについて私たちは強く憂慮し、今後こうした事態が起こらないよう関係機関に最大限の自制と配慮を強く求めます。

2007年2月2日(金)
特定非営利活動法人 コリアNGOセンター代表理事  朴正恵 鄭甲寿 宋悟  

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