Top関連記事センター概要New'sLetterアクセスマップ会員募集!!サイトマップリンク集 
コリアNGOセンターの民族教育権確立事業 コリアNGOセンターの共生社会 コリアNGOセンターの国際・交流協力 コリアNGOセンターのハングル教室 コリアNGOセンターのコリアタウン人権研修 コリアNGOセンターの物品販売
コリアNGOセンター発足までの歩み
コリアNGOセンターの発足
コリアNGOセンターの設立記念シンポジウム
コリアNGOセンターの来賓のあいさつ
コリアNGOセンターのミッション
コリアNGOセンターのシンボルとロゴマーク
コリアNGOセンターの役員と専門委員
コリアNGOセンターの設立の趣意書
コリアNGOセンターのセンター定款
コリアNGOセンターの発足までの歩み

各界各層から500名を越える人たちが参加

コリアNGOシンポ500名を越える人たちが参加
さる3月27日、在日韓国民主人権協議会(民権協)、民族教育文化センター、ワンコリアフェスティバル実行委員会の3団体が統合し、新たな在日コリアンのNGOとしてコリアNGOセンター(以下「センター」)を設立した。
民権協は、在日コリアンをはじめ在日外国人の人権保障や日韓間の市民・NGOの交流協力事業などを担ってきた。
民族教育文化センターは、大阪の公立学校における民族学級の制度保障に向け、当事者団体として中心的な役割を果してきた。昨年度、大阪の公立小中学校で民族学級等に学ぶ在日コリアンの児童生徒数は2,748人であり、大阪府内の民族学級等の設置校は、164校に上る。


ワンコリアフェスティバル実行委員会は、大阪や東京さらには韓国や米国・ニューヨークなどで民族統一を掲げたフェスティバルを積極的に展開してきた。そして、90年代に入ってからは「東アジア共同体」のビジョンを、市民の立場からいち早く掲げて、広く訴えてきた。3団体ともに、実質的には20年を越える活動実績を持っている。

いま、在日コリアンをめぐる状況は、大きな転換期にある。在日コリアン社会は、国籍、民族、経済格差、価値観などが多様化するなか、実態としてすでに「一枚岩的」状況ではない。在日コリアンの出生者のうち、両親の一方が日本国籍をもつ親から生まれた子どもが、すでに70%を越えている事実は、こうした状況を如実に示している。在日コリアン社会は内部の多様性がますます拡大する一方で、偏狭なナショナリズムが高まる日本社会との不平等な力関係がますます深化する事態にも直面しつつある。
また東アジアの底流では、経済を軸にした地域統合の胎動が始まっており、冷戦が残存する朝鮮半島や不正常な朝日関係が、そのための大きな障害に転化してきている。一方、「ASEAN+三(韓国・中国・日本)」の動きや「朝日平壌宣言」における東北アジア地域協力構想、「東アジア共同体」に向けた「東北アジア中心国家構想」を国家ビジョンとして掲げる韓国・盧武鉉政権の登場などに見られるように「東アジア共同体」の形成が、現実的な国際政治の課題として浮上してきている。
今回の「センター」設立は、いわば「人権」「教育」「統一」という異なる分野で活動してきた3団体の活動成果を土台にしながら、こうした時代の変化に照応する新しい社会的な仕組みや価値を創造する、より力強い組織へと発展するためのチャレンジにほかならない。これまで3団体が培ってきた力量やネットワークを束ね上げ、有機的に結び付けることによって、それぞれの活動を力強く継承し、さらに一層発展させようとするものだ。

5月9日には、大阪市東成区民ホールで設立記念シンポジウム「教育・人権・統一〜境界から共生へ〜」と文化公演が行われ、500人を越える関係者や一般市民が参加した。
同記念行事は、大阪市立長橋小学校・守口市立第二中学校の民族学級で学ぶ子どもたちによる文化公演で幕を開けた。主催者挨拶に立った朴正恵・代表理事は、「3つの団体が集まり3倍の力ではなく、無限の可能性を見出せる。期待に応えて頑張りたい」と述べた。来賓として韓国政府の海外コリアン政策を一元化する機関である在外同胞財団の李光奎・理事長が駆けつけ、祝辞を述べた。続いて、これまで3団体と協力・連帯関係にある44団体代表、個人の方々の来賓紹介が行なわれた後、宋悟・代表理事が「センター」のめざすものについてプレゼンテーションを行なった。
同シンポジウムでは、鄭甲寿・代表理事のコーディネートのもとで、梁石日さん(作家)、李鍾元さん(立教大学教授)、丹羽雅雄さん(弁護士)、朴正恵・代表理事がパネリストとして参加した。そこでは在日コリアン社会、日本社会、東アジアの現状や展望についての時空を越えた興味深い論議が交わされた。休憩の後、第二部として白頭学院建国小学校の子どもたちによる活気あるプンムルと、ミュージシャンの朴保さんによるライブ公演が行なわれた。
「境界から共生へ」。「センター」の集約的な理念だ。この言葉の中に、国家の狭間で生きてきた在日コリアンと「新たな公益」を担う主体として台頭しつつあるNGO/NPOの両者の秘めている時代の可能性が込められている。熱気溢れる会場には、この可能性にチャレンジする「センター」への期待が寄せられていた。

お問い合わせ 特定非営利活動法人 コリアNGOセンター center@korea-ngo.org
Copylight 2005 korea.ngo.center. All Right Reserved