コリアNGOセンター 生野コリアタウン/フィールドワーク・コリア文化体験

生野コリアタウン まちの消息

新着任の米国総領事が生野コリアタウン視察  共生社会について意見交換



 在大阪神戸米国総領事館に新しく着任したリチャード・メイ総領事が9月24日、コリアNGOセンターを訪問し、生野コリアタウンの視察や多文化共生等、幅広い課題について当センターと意見交換した
 コリアNGOセンターと在日米国公館とのかかわりは、ヘイトスピーチが深刻化した時期に、国務省が連邦議会に報告する実態調査のために、来所したことがきっかけだ。それ以来、日本国内の人権課題や日韓米の市民連携などの分野で意見交換や交流を続けている。
 また、米国務省が米国で実施するIVLP(インターナショナル・ビジット・リーダーシップ・プログラム)に、日本国籍者以外では初めて当センターの金光敏事務局長が招待され、連邦政府や地方政府への訪問や市民団体との交流機会をもらった。
 今回赴任されたリチャード・メイ総領事は、この9月に赴任し、公務開始早々の生野コリアタウンへの訪問となった。以前にも日本での勤務経験があったことから日本語を流暢に使い、視察中にも積極的に質問をされた。在大阪神戸領事館の管轄地域は13府県におよび、今後3年の任期中に各地を回る予定だという。
 ワーキングランチでは、韓国系中華レストランで会食し懇親した。
 リチャード・メイ総領事は、ご両親が中国からの移民で、ニューヨーク出身の2世だという。いまはあまり使う機会がなく忘れてしまったとしつつ、幼少期は中国語で生活したとも説明された。当センターから日本国内の中華学校などについて説明すると興味深く聞いていた。
 今後とも交流を深めながら、当センターとしても領事館や米国政府の取り組みに協力は惜しまないと伝えた。視察には、コリン・フィシャウィック政治担当領事、難波泰弘事務官が随行し、センターからは林範夫(イムボンブ)、郭辰雄(クァクチヌン)両代表理事、そして金光敏(キムクァンミン)事務局長が事務局スタッフとともに同行した。 (2020.09.27)

韓国国会議員らが生野コリアタウンを視察  たくさんの人々で賑わう様子に感心


 韓国国会の運営委員会所属議員らが12月28日に来阪し、生野コリアタウンを訪問、まちづくりの様子などについて視察した。
 運営委員会は日本の国会で言えば議運にあたるが、大統領府も所管する主要委員会のひとつ。年末の国会閉会にあわせ在日同胞政策などについて現地調査するため来日した。
 生野コリアタウンではまちの様子を見て歩き、当センターの金光敏事務局長からこの間のまちづくりや、韓流ブームがもたらした影響について説明を聞いた。また、東側商店街の楊季恵(ヤンゲヘ)会長からも聞き取りを行い、これからの課題などについても意見交換した。
 金光敏事務局長は、コリアタウンに親近感を持って来客者が増える一方ではあるが、インフラ整備が遅れており、とりわけ観光トイレなどの便宜施設の設置が急がれると説明し、支援を要請した。議員らは生野コリアタウンに若い世代がたくさん訪ねてきている実態などについて関心を示し、韓日交流が進む点について熱心に耳を傾けた。
 まちの活性化と韓日の文化交流の活発化、そしてそれらをもとに在日同胞が築きあげてきた歴史の歩みを韓国国会においても理解してほしいと議員らにお願いした。
 今回は駐大阪韓国総領事館からの依頼によるもの。当センターも微力ながら日韓の架け橋として引き続き役割を果たしていく考えだ。 (2019.01.11)

関西学院大学の学生ら まちづくり、共生社会に向けた試みをレポート

 関西学院大学人間福祉学部の学生らが6月6日、生野コリアタウンを訪問、まちづくりや共生社会の試みについてレポートし、映像化する取材活動に取り組んだ。
 当センターで関西学院大学の学生らを受け入れるのは今年で3年目。座学ではなく現場に出向き、当事者と出会いながら、より実践的な学びを追求する実践演習授業の一環だ。
 今回は2グループが来訪、当センターの金光敏事務局長のコーディネートで、街並みの撮影や商店主、そして来訪客らのインタビューも収録した。
 金事務局長もインタビューを受け、当センターの活動や共生の課題、これからの展望などについて話した。
 映像レポートは授業で発表するほか、オープンキャンパスなどの際に上映されるとしている。(2015.06.07)

地域の活性化、各地に学ぼう! 大阪生野コリアタウンのメンバー、伊勢神宮門前町を訪問


おかげ横丁を見学
 大阪生野コリアタウンの街づくりに取り組む商店主らが10月4日、多くの観光客で賑わう伊勢神宮門前のおはらい通りやおかげ横丁を訪問、地元の関係者から街づくりのノウハウを聞いた。
 江戸時代からお伊勢参りで有名な伊勢神宮。その門前に広がる商店街も、かつてはどこにでもあるようなみやげ物店が並ぶに留まっていた。経済の低迷とともに人手が減り始め、これでは街が廃れてしまうとの危機意識が関係者によぎったという。
 そうした中、伊勢名物として全国的に知られる「伊勢赤福」が商店街に隣接する広大な土地を買い取り、「おかげ横丁」を整備した。明治初期の町並みを再現し、街のコンセプトにあう商品販売にこだわり、いまや年間450万人を越える一大観光スポットとなっている。
 持続可能な街の将来ビジョンを描こうと、大阪生野コリアタウンのメンバーらが訪問。現地の工夫された街並みや、街づくりの担当者らから現状などについて聞いた。商店主らは、韓流で客足は増えてきたものの、それだけで地域が活性化するのかと、次なる展望を模索している。今後とも他地域の先行事例に学びながら、新しい独自性のある街づくりに取り組みたいとしている。(2013.10.08)

全羅北道全州市のまちづくりの参考に、生野コリアタウン訪問

同行した金ユンドク国会議員(右)
 全羅北道全州市の伝統韓屋を観光スポットにした地域活性化策に取り組む団体が2月15日、生野コリアタウンを訪問し、商店主らと交流した。地域の特性を生かした新しい街づくりの一環として、全州市内の伝統家屋を利用し、国内外からの観光者たちを招き入れたいとの構想を持っている。そうした計画のための事例研究の一環で、日本への研修旅行が企画された。各地の商店街などを見学する中で、生野コリアタウンの訪問が組み入れられた。今回の来訪に全州市選出で国会文化観光委員会所属の金ユンドク国会議員が同行した。(2013.02.22)

新作「百済川」 林家そめすけさんが熱演

落語家の林家そめすけさん(中央)
 上方落語協会所属の落語家林家そめすけさんが生野区を舞台にし、在日コリアンが登場する創作落語「百済川」が12月13日、地元生野コリアタウンで地元の人々を前に初めて披露された。
 そめすけさんは、「百済川」を一度地元の生野区の人々に聞いてもらう機会を持ちたいと生野区役所などを訪問していた。区役所は生野コリアタウン事務局を紹介し、それならば一度聴く会を持とうとなった。会場となった「オジェパメン」には地元商店街の役員らや郷土史研究会、教育関係者がかけつけ高座を楽しんだ。
 演目の終了後、出席者らと意見交換会が持たれ、爆笑を誘うネタとはちがい、聞かせるネタにしあがっていることについての感想を述べたり、落語の中に出ている用語について意見を述べ合うなどが行われた。
 林家そめすけさんは「新作落語ではありますが、さらに磨いて古典ネタとして定着できるような作品にしあげていきたい」と抱負を語った。現在24区のうち11区の作品が出来上がっているという。大阪24区の人情噺創作の活躍が認めれて、今年の天満天神繁盛亭創作賞を受賞した。(2012.12.15)

生野コリアタウンも日本の伝統祭りで盛り上がる

だんじりで、夜まで熱気あふれる
 生野コリアタウンが位置する旧猪飼野村の氏神「御幸森天神宮」の夏恒例の祭りが14日と15日に開催された。生野区の各地の神社には、だんじり曳行が伝統神事として現在も活発に継承されている。祭りの昼夜、だんじりが地域を駆け巡り、地域の繁栄を祈った。
 御幸森天神宮のだんじりは地域をかけめぐる際、生野コリアタウン、御幸通商店街をくぐり抜ける。そのコリアタウンの民族色と日本の伝統文化が重なり合い、独特の雰囲気をかもし出した。
 祭りの夜は、御幸森天神宮の鳥居前を南北に行きかうソカイ道路は車両通行禁止になり、だんじりの迫力が地域の人々を魅了した。 (2012.07.17)

春・生野コリアタウン・体験学習盛況

チャンゴ(長鼓)体験
キムチづくり体験
 新潟県胎内市立築地中学校の2年生が3月10日、修学旅行で大阪を訪問。生野コリアタウンで体験学習に取り組んだ。かつて修学旅行は、集中するシーズンが決まっていて、5月6月、そして10月11月に各地からやってきた修学旅行生で生野コリアタウンが賑わった。しかし、最近では、修学旅行の形態も多様化し、時期もまちまちに。既存の修学旅行シーズンに校数は固まるものの、年度末ぎりぎりの時期を選ぶ学校も増えている。
 この日の体験では、コーディネーターが同行するコリアタウン探索とチャンゴ、そしてキムチ漬け講習に取り組んだ。また、子どもたちが自由にコリアタウンでの昼食を楽しんだ。生徒の一人は、「修学旅行最後の日に、コリアタウンに来れてよかった。帰ってからの報告書づくりに生かしたい」と語った。
 今年度の当センターがコーディネートする生野コリアタウン体験学習は3月末までで150学校・団体に及ぶ。 (2012.03.15)

生野コリアタウンの若手商店主らが東京新大久保のコリアタウンを訪問

人で賑わう新大久保「イケメン通り」
 大阪の観光スポットとして脚光をあげている生野コリアタウンの若手商店主らが2月9日、今後のまちづくりについて学ぶため、東京新大久保のコリアタウンを訪問、活気溢れる街の様子を視察した。
 この日新大久保を訪問したのは、生野コリアタウン商店街の活性化に取り組むメンバーで、韓流ブームに影響を受け、街への訪問者は増える一方だが、より持続的な商店街や街の発展をめざすことを目的に、各地の街づくり現場を勉強を兼ねて訪ね歩いている。
 この日は、午前中に横浜の中華街を訪問、その午後に新大久保を訪問した。新大久保ではコリアタウン誕生のきっかけとなった株式会社韓国広場の金根煕(キムグニ)社長と懇談し、街の成り立ちなどについて聞いた。また、その後、当センターの東京事務所の金朋央(キムプンアン)事務局長をコーディネーターにして街を実際に歩き、現場の様子を視察した。
 御幸通中央商店会会長で若手商店主らをまとめる籠本浩典さんは、「訪問客のニーズを受け止めるということがどこに行っても基本。商売や街づくりもそうした目線から取り組むことが望まれている。今回の視察を契機に、あらためてそこことが実感できた」と述べた。 (2011.11.16)

NHK-BSの人気番組「新日本風土記」で「大阪・生野コリアタウン」放送

 昨年、秋から2ヶ月かけて撮影された大阪・生野コリアタウンに暮らす人々の姿をデジタル画面で描き出す。
~NHK「新日本風土記」ホームページ(http://www.nhk.or.jp/fudoki/)から~
 大阪市生野区。5人に1人が在日韓国朝鮮人といわれるコリアタウンを旅します。
 コリアタウンならではのグルメ。「煙の名店」として知られる老舗の焼肉店や在日コリアンが代々受け継いできた驚異の豚肉料理を紹介します。生野にコリアタウンが生まれた歴史も紐解きます。キムチ作りに一生をかけたハルモニ(おばあちゃん)。海を越え、子供たちや仲間たちに食べさせるためだけに働き続けました。そんなハルモニの“働く1日”に寄り添いました。海の向こうにある故郷の村の同窓会の様子も紹介。大阪の繁華街に今もいきづく村の絆に迫ります。さらに、国籍を変更し、日本人となった若者が経験した葛藤や未来への願いも描き出します。
 人の息づかい、生きる姿がそのまま魅力となるコリアタウンをドキュメント。9つのエピソードでつむぐオムニバス構成です。
  • 放送時間:2012年2月3日(金)午後8時
    《再放送》:2月5日(日)午前10時、2月7日(火)午前8時半
(2012.2.1)

大阪生野コリアタウン共生まつりに2万5千人集まる

コリアタウン内の商店街

済州ハン文化ネットワーク
 大阪の新名所として注目を集める大阪市生野区のコリアタウンで11月13日、「大阪生野コリアタウン共生まつり2011」が開催され、近畿各地から韓流ファンや観光客らで賑わった。
 商店街の活性化と新しい顧客層の確保をめざし、毎年11月に開催されている「共生まつり」は、コリアフードのセールや出店のほか、仮設舞台が3箇所に設けられ、各種プログラムが披露されてきた。今年の注目は、韓国済州島からやってきた済州ハン文化ネットワークによるプンムルノリと、済州立春タルノリ。また、東京新大久保のコリアタウンで目下売り出し中のLOTI、ドラマや映画で活躍中のミンジュンホさんのトークショーなど。
 生野コリアタウンには、約130店舗が立ち並ぶ。この日は、普段の商品以外にも特性のトック、ビピンパプ、鳥のおかゆにチャヂャン麺などが売られ、コリア色にあふれたイベントに来場者たちの反応も上々だった。また、東日本大震災の被災地支援の目的で、岩手県久慈市野田村から観光協会のスタッフがかけつけ、特産品販売なども行われた。
 大阪市内で小学校に勤務する女性は、「子どもたちを引率してきました。人の多さにびっくり。おいしいものも食べ、子どもたちと一日、楽しむことができました。」と答えた。(2011.11.16)

生野コリアタウンの新名所「難波津の歌」碑建立から2年 記念ブックレット発刊される

故人を悼み、黙祷
 大阪の新観光名所として注目を集める大阪市生野区のコリアタウン。訪問者の多くはJR鶴橋駅かJR桃谷駅からの徒歩だ。そうした人々が生野コリアタウンにさしかかると、ちょうど入り口に御幸森天神宮が鎮座している。御幸森天神宮はコリアタウンがある辺りの旧村猪飼野村の氏神にあたり、地域の憩いの場所だ。
 天神宮の境内に新しいまちの名所作りをと「難波津の歌」碑が建立されてちょうど2年目をむかえた10月31日、建立行事に携わった人々が一堂に介し、これまでの経過を振り返り、さらなる町の発展を願う会合が開催された。
 まず、建立にあたって大きな力添えとなった天神宮氏子総代表の大東俊男さんと、(株)徳山物産会長の洪呂杓(ホンヨピョ)さんが心ならずも昨年相次いで亡くなられたことを悼み、出席者全員で黙祷を捧げた。
 続いて、建立委員会の中心を担った足代健二郎さんから事業の構想段階から建立の実現にいたる経過が報告され、2年前の建立式典の映像記録が上映された。
 一方、建立から2年目を迎え、歌碑の主人公である百済からの渡来人王仁博士と仁徳天皇の軌跡などをたどり、歌碑の歴史的な意味を説いた記念ブックレット『王仁博士「難波津」の歌と猪飼野』(アットワークス、1050円)が発刊されたことが報告され、参加者に配られた。
 生野コリアタウンに起こしの際には、ぜひ御幸森天神宮にお立ち寄りいただき、歌碑をご見学いただきたい。(2011.11.14)

NHKお昼の人気番組「ひるブラ」、生野コリアタウンから生放送!

食材店にインタビュー
 NHKのお昼の人気番組「ひるブラ」が19日、生野コリアタウンから生放送した。「ひるブラ」は、全国各地の“旬”を求め、地域の魅力発見をテーマにした番組。この日は、大阪の活気どころをテーマに、いま韓流ブームに乗り、注目を集める生野コリアタウンを紹介した。
 NHKの比留木剛史アナウンサーが進行し、ゲストに香坂みゆきさんが生野コリアタウンを探索、その模様を東京のスタジオから峰竜太さんがコメントするスタイルで番組は進行、生野コリアタウンの“グルメ”にスポットをあてながら、町並みなども紹介。韓流からではなく、もっと前から朝鮮半島の文化が彩る商店街であったことを広く発信した。
 放送終了後、全国から反響があり、番組中に紹介したお店に行くには? 商品を注文するには?などの問い合わせが殺到した。
 放送にあたり、当センターがこの番組制作の現地コーディネーターを担当した。(2011.9.21)

生野コリアタウンに新しいスイーツカフェ『蓮カフェ』オープン

蓮カフェの看板と店内
 料理研究家で、当センター前理事の洪貞淑(ホンジョンスク)さんが、生野コリアタウンに『蓮カフェ』をオープン、韓流を生かした新しいおしゃれ空間を生み出し、話題を呼んでいる。
 洪さんは、韓国食材を扱う徳山物産で商品開発を担当し、数々のヒット商品を生み出してきた。会社退職後も、韓国料理研究家として各種のカルチャーセンターで韓国の食文化を伝える人気講師として知られ、一昨年には、生野コリアタウンに朝鮮半島の伝統茶を楽しんでもらう『流れる千年』をオープンした。漢方や自然食品を使った美容と健康にこだわりのお茶や料理が楽しめる生野コリアタウンの名店のひとつになっている。
 その『流れる千年』に隣接する土地に、韓国の現代アートと融合した雑貨、こだわりワッフルのお店『蓮カフェ』をオープンした。『流れる千年』は伝統にテーマをおく一方、『蓮カフェ』はモダンコリアをコンセプトにしている。洪さんは『韓国ソウルを歩き回り、選んで選びぬいた韓国の現代雑貨の良品を並べてみました。また、韓国の現代アート作家の作品を掲げ、おしゃれ空間でおいしいスイーツを楽しんでいただきたい。伝統と現代文化の両方を楽しめる生野コリアタウンのよさの発信に一役を担いたい。』と抱負を語った。
 『蓮カフェ』の位置は、生野コリアタウンと交差する一条通を北にむかったすぐ。韓流カフェ『流れる千年』の隣。(2011.9.12)

生野コリアタウンからKBS人気番組が放送される

「アチムマダン」の撮影中
 韓国KBSの朝の人気番組「アチムマダン」が生野コリアタウンから中継放送された。
 高い視聴率を誇り、KBSの看板番組の一つ「アチムマダン」が放送開始20周年を記念して、大阪を舞台に在日コリアンの生活にスポットをあてて放送した。録画取りは5月14日に行われ、生野コリアタウンに隣接する御幸森第二公園に仮設スタジオを設置し、二週分の番組を収録した。一週目は、在日コリアン1世、2世をテーマに。二週目は、日本で活躍するニューカマー韓国人の今をテーマに当事者たちが総勢30名出演した。
 KBSの日本コーディネーターを努めたホンスドクさんは、「やはり在日の姿を伝えるには生野コリアタウンからと考えた。現地の協力も得て、よい番組づくりができた」と振り返った。18日と19日に渡り、韓国で放送された。 (2011.5.23)

生野コリアタウンからも被災者支援の輪が広がる

街頭で募金箱を設置
 生野コリアタウンの活性化に取り組む御幸通中央商店会青年部が、19日、20日の二日間、生野コリアタウンで被災者支援のための募金活動を行った。生野コリアタウンは週末になると多くの人々で賑わうが、買い物や食事で訪れた人々にもよびけかて、支援の輪を広げようと企画された。
 企画した青年部では、商店街中央付近に簡易テントを立て、被災地の様子を記録したパネルを掲示した。
 二日間で集まった募金は13万9,365円。日本赤十字社を通して現地に届ける考えだ。 (2011.3.22)