
3月1日、第24回大阪弁護士会人権賞の授賞式がおこなわれ、コリアNGOセンターが授与されました。この人権賞は、「人権擁護と社会正義の実現は、弁護士の職責です(弁護士法1条)。大阪弁護士会は、その役割を果すべく、公害・環境保全、消費者、女性、外国人、子ども、高齢者、障がい者、犯罪被害者、被拘禁者の権利等様々の分野にわたって、たゆみなく人権擁護活動を行ってきました。しかしながら、社会には、本当に頭の下がる人権擁護活動をなさっている多くの方々がおられます。そのような方々に敬意を表し、手を携えて、個人の尊厳が守られる社会を共に作っていきたい」という趣旨から、大阪弁護士会が外部の有識者を交えて選定委員会を構成し、大阪を中心に人権擁護活動に取組んでいる団体を毎年選定し、授与しているものです。
今回のコリアNGOセンターの受賞は、民族教育の推進やヘイトスピーチをはじめとする差別を許さない人権擁護のとりくみや、設立以来の20年間で26万人以上の人々に実施してきた人権・多文化共生のための社会教育活動が高く評価されたものです。
コリアNGOセンターとして、戦後80年、日韓条約締結60周年を迎える今年、人権賞を授与されたことはとても意義深いと考えています。今回の受賞を一層の励みとして今後も「人権・平和・共生」の理念のもと、いっそう取り組みを進めていきたいと考えています。