6月26日、「ウトロ平和祈念館」(https://www.utoro.jp/)の説明会が住民やメディアを対象に行われました。このプロジェクトは韓国政府の「3・1独立運動100周年記念事業」として支援を受けており、コリアNGOセンターの郭辰雄代表理事が理事、弁護士の林範夫代表理事が評議員を務める一般財団法人ウトロ民間基金財団が推進しています。
京都府宇治市ウトロは戦時中に飛行場建設のため多くの朝鮮人が移り住み、その後は「不法占拠」とされ立ち退きの危機に見舞われましたが、住民、日本市民、韓国市民の協力により住環境整備が進んでいます。この日は平和祈念館の概要の説明とともに過去に建設現場に住居として建てられた「飯場」の解体移築作業のための法要が営まれました。今後本格的な建設工事が進められることになります。
2022年4月にはウトロの歴史を伝える交流の拠点として「平和祈念館」が開館する予定です。コリアNGOセンターでも積極的にサポートしきますので、ぜひ多くの人に関心を寄せていただければと思います。